日本で孤立する難民・移民ルーツの子どもたち

毎日が不安。
未来に希望が持てない。

難民・移民ルーツの子どもたち
未来を
支える仲間になっていただけませんか?

メタノイアは、活動の透明性
が認められ
東京都の認証を
受けた認定NPO法人です

受賞・表彰
『FORBES JAPAN2022年05月号』「新しい社会」構築の担い手-優れた非営利団体カタログ30に掲載
メディア掲載
テレビ朝日・NHK・朝日新聞・日経新聞・東京新聞・読売新聞などに掲載
税額控除に係る証明書
会計報告を公開

「認定NPO法人」は、一般のNPOの中でも、特に活動の公益性の高さや組織運営の適切さなどが所轄官庁により認められた法人です。認定を受けているNPO法人は、全体の約2%となります。

自分ではどうにもできない理由で日本に移住し、孤立してしまう子どもたち

民族迫害から逃れてきた
クルド難民のAさん

どんなに頑張っても
無駄

その言葉が大きな
ショックだった

 小学生の頃、家族と日本に来た。小学校に通いはじめて、友達ができて、生活にも慣れた頃、父が仮放免だからという理由で入管に収容されて、生活のために別の町に引っ越して、転校した。そこでは「犯罪者の息子」扱いされて、仲間はずれにされた。勉強は好きなのに、学校に行けなくなった。苦しかったこと、持病を抱える母にも誰にも言えなくて、一人で公園で過ごす日が何日もあった。なんでお父さんはいないの?お父さんは悪いことをしたの?幼いぼくは何も分からず、ひとりぼっちだった。
父が戻り、父が罪人ではないことを知り、ほっとした。元の学校に戻って、楽しく過ごす中で、サッカー選手になりたいという夢ができて、それが支えになった。夢中で、必死に練習した。
 でも、初めて行った入管で、職員に「日本で学校に行っても在留資格がないから時間の無駄、お金の無駄だから国に帰りな」と言われた。悔しくて、睡眠時間を削って学業に取り組み、上がった成績を見せたけど、「どんなに頑張っても無駄」としか言われなかった。ぼくは自分でも何をしても無駄なんだと思って、サッカーをやめた。人生の希望が奪われた瞬間だった。
 自由な移動が許されていないから、友達もできづらかった。健康保険に入れないから、気軽に病院に行けなくて、苦しい時がたくさんあった。家族の持病は急激に悪化した。
 一生懸命生きているのに、なんでぼくだけ未来を描くことが許されないのだろう。なんでこんなに、権利が制限されているんだろう。

国や親の事情で日本で暮らす
難民・移民ルーツの子どもたち。
その数は年々増加傾向です。

データで見る日本の総外国人数

日本に在留する外国人の数は、2015年以降の10年で100万人以上増加しました。特に2021年以降の増加は顕著で、日本の総人口に占める割合も約3%に達しています。

日本語がわからない。地域や学校で
馴染めず、孤立していく。
日本での生活に不安を抱え、
将来に希望を持てず、
日々を過ごしています。

データで見る日本語指導が必要な
子どもの数

現在の日本では、7万人近くにのぼる外国ルーツの子どもたちが、日本語がわからず日々の生活に苦しんでいます。
こうした子どもの数はここ10年で約2倍に増加しています。

日本語の支援が必要な小学生〜高校生の人数のグラフ(文部科学省『「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査
                    (令和5年度)」の結果について』より)

私たちは、心から安心できて
日本語を学べる教室を
運営し、
子どもたちが孤立から脱し未来が
変わる
きっかけ
を届けています。

拡大
モンゴルの移動式住居「ゲル」や、ベトナムの民族衣装「アオザイ」、北アメリカの「ドリームキャッチャー」などが描かれています。
伝統文化にまつわる飾りを掲示することで、多様なルーツをもつ人びとに「あなたを歓迎しています!」という気持ちを伝えたいと考えています。
どんな文化のものが描かれているか、他にもさがしてみてください!

私たちが運営する教室は、様々なルーツを
持つ子どもたちや地域のボランティアが
自由に交わり、新たな取り組みや温かな
つながりが生まれています。
そんな教室の様子をイラストに
まとめていただきました。

高い専門性で
日本語の習得を支える

日本語教師の有資格者を中心に、一人ひとりの習熟度に合わせた学習カリキュラムを組み、効果的な学習をサポートします。

言葉や国籍、人種を越えたつながりが生まれる

同じルーツの先生や子どもだけでなく、地域の人々や多様なルーツの人々が深いつながりを築いています。

いつも開いている・ずっといていいから安心できる

教室は毎日開いていて、ずっといてもいいため、安心して子どもたちが時間を過ごすことができます。

マンガでわかるメタノイアの活動

様々な漫画家さんが、私たちの教室を訪れ、様子をマンガ作品として描き下ろしてくださいました。 教室の様子がリアルに、あたたかく、描かれています。どうぞお読みください!

マンガ全文を読む

藤見よいこさん
(漫画家)

メタノイア日本語教室訪問記

マンガ全文を読む

星野ルネさん
(漫画家・タレント)

希望の浮き輪

国や家庭の事情という、
自分ではどうしようもできない理由で
日本に移住してきた子どもたちが、
孤立から脱し自分の可能性を
信じ未来に進めるよう

様々な
つながりや学びをつくっています。

あなたのご寄付で
難民・移民ルーツの
子どもたちの未来

支えてください

一人でも多くの難民・移民ルーツの
子どもたちに、つながりと希望を届けたい。
その想いを実現するために、
活動資金が必要です。

毎月のご寄付を
1年間続けていただくと

毎月1,000円で

4日本語教材
提供できます

毎月3,000円で

1の子どもが1年間
教室に
通い続けられます

毎月10,000円で

私たちの教室の運営
2ヶ月支えることができます

上記の内容は、1年間のご寄付を続けられた場合に届けられる支援の一例です。

いただくご寄付は、難民・移民ルーツの子どもと家族への総合的支援のために、支援コーディネーター・日本語教師の人件費にも充てさせていただきます。

支援期間は自由で、中止(解約)も可能です

メタノイアへの寄付は
寄付金控除の対象となります

メタノイアとは

私たちメタノイアは、「世界につながる子どもと社会をつなぐ」をミッションに掲げ、
外国ルーツの子どもの教育を専門に行うNPO/NGOです。
「隔ての壁を越え、多様性を力としてすべての人が幸せを追求できる社会」の実現を目指し、
「世界につながる子どもと社会をつなぐ」をミッションに掲げて活動をしています。

200名以上の
難民・移民など

外国にルーツをもつ子ども
たちに
支援を届けています

名称 特定非営利活動法人メタノイア
事務所所在地 〒121-0822 東京都足立区西竹の塚2-1-10岡田ビル3F東
設立 2021年4月1日
認定 2024年07月16日 東京都より
「認定特定非営利活動法人」(認定NPO法人)取得
役員
  • 代表理事 山田拓路(行政書士/日本語教師/保育士)
  • 理事 武田大祐(Muskoka Language International 首都圏担当)
  • 理事 岩井純一(認定NPO法人DxP 広報ファンドレイジング担当)
  • 理事 荻野直人(精神保健福祉士/わっぱの会 生活援助部門 相談員)
  • 理事 石井丈士(認定NPO法人カタリバ オンライン事業部)
  • 監事 髙田雄将(米国公認会計士/NPO法人 Accountability for Change 理事)

代表からのメッセージ

多様性豊かな子どもたちが、
一人残らず持って生まれた力を存分に活かせる社会を目指して

NPO法人メタノイア代表の山田拓路です。私は2008年から移民(外国)ルーツの子どもの教育・保育に携わってきました。子どもたちの権利を脅かす社会を変えられない自分に無力感を募らせていましたが、もっとやれることがあるはずだと思い、仲間に声をかけて、2021年にメタノイアを設立しました。

その後に出会った、祖国の紛争・軍事侵攻によって命が脅かされてきたクルド難民やウクライナ難民の子どもたち。争い合う大人の身勝手に翻弄されながら生きる苦労は計り知れません。そして辿り着いた日本でもまた、言葉の壁に行く手をはばまれています。

しかし、そんな子どもたちの多くは、背景にある困難を忘れさせるくらいあっけらかんとしていて、日々笑いながら走り回っています。その姿に、私は生きる元気をもらってきました。

すべての子どもは可能性であり、未来であると思います。それを言葉の壁で遮ってしまうのは本当に残念でなりません。

もし難民・移民の子どもたちが日本語の力を身につけてこの社会で夢を実現したら、それはその子たちはもとより、私たち社会全体にとっての幸福にもつながると思います。

多様性豊かな子どもたちが、一人残らず持って生まれた力を存分に活かせる社会を、ご一緒に作り上げていきましょう。

確定申告をおこなうことで
寄付額の最大50%
戻ってきます

メタノイアは東京都の認証を受けた「認定NPO法人」のため、
メタノイアに対するご寄付は「寄付金控除(税額控除)」の対象となり、
確定申告を行うことで寄付金額の最大50%が税金から戻ってきます。

確定申告の際、領収書(寄附金受領証明書)が必要となります。

たとえば、月々1,000円のご寄付を1年続けると

1000円をmetanoiaにご寄付、確定申告により税務署から所得税と住民税が還付。実質負担額584円/月

上記の実質負担額は目安となります。正しい金額が異なる可能性があるため、正確な金額はお近くの税務署もしくは税理士にご相談ください。

お住まいの自治体が条例で寄付金控除の対象に指定している場合に住民税の還付を受けられます。詳しくは、お住まいの自治体にお問合せください。

支援期間は自由で、中止(解約)も可能です

メタノイアへの寄付は
寄付金控除の対象となります

よくあるご質問

利用できる決済方法を教えてください。

VISA、MasterCard、JCB、American Express、Diners ClubのクレジットカードとGoogle Pay、Apple Payの電子決済をご利用いただけます。

クレジットカード情報は安全に取り扱われますか?

はい、ご入力いただくカード情報は、当団体のサーバーを一切経由せずに、安全に決済システムに送信されます。

領収書は発行されますか?

はい、継続的にいただくご寄付の領収書は、翌年1月下旬頃にご登録のご住所へ送付、もしくはPDF形式のものをメールにて送信いたします。
確定申告の際に領収書をご提出いただき、一定の要件を満たす場合、還付が受けられます。

支援を停止する場合はどうすればいいですか?

ご支援金額の変更や停止はいつでも可能です。下記のお問い合わせ先までご連絡ください。

お問い合わせフォーム:
https://metanoia.or.jp/contact/

支援期間は自由で、中止(解約)も可能です

メタノイアへの寄付は
寄付金控除の対象となります

難民ルーツでありスタッフとして働く
クルド人のAさんからのメッセージ

教室があったから未来に進めた」と思う子どもを増やしていきたい

学校教育は子どもたちの人生に計り知れない影響を与え、学校での経験は一生の思い出として心に残ります。私自身、小学校、中学校、高校、大学での思い出は全て宝物です。
特に、小学校では日本語が分からなかった私に、スポーツを通じてたくさんの友人ができ、日本語を教えてくれ、一緒に遊んでくれました。そのように優しく接してくれた友人たちとの出会いは、学校という場所が持つ力を実感させてくれました。

しかし、私のクルド人の友人たちの中には、日本語がわからないために友人ができず、学校に行かなくなったり、いじめに遭ったりして、誰にも相談できずに辛い経験をした友人もいました。
もしあの頃、彼らが日本語を学べる場所、そして相談できる場所、「楽しい居場所」があったら、彼らも良い学校生活を送ることができたのではないかと思います。このような思いから、私はこれからの子どもたちの支えとなり、新たなきっかけを提供したいと強く考えています。

私たちの教室が、子どもたちにとって良い学校生活を送るための、支えてくれる「居場所」となれることを願っています。そして、私自身も子どもたちの役に立てるよう全力で頑張ります。
日本語が分からない子どもたちには、日本語を教え、授業に追いつくためのサポートを行います。また、いじめに悩む子どもたちとも話をし、少しでも力になれるよう尽力します。

改めて、皆様の支援がどれほど心強いものであるかを感じています。これからも、一緒に子どもたちの未来を支えていきましょう。どうぞよろしくお願いいたします。

支援期間は自由で、中止(解約)も可能です

メタノイアへの寄付は
寄付金控除の対象となります

難民・移民ルーツの子どもたちの未来を支えませんか

支援期間は自由で、中止(解約)も可能です