2025.02.12
お知らせ
地域の日本語教室や学校現場、地域の居場所などで外国にルーツを持つ子ども、若者と関わることがある方向けに、一人ひとりにとって安心・安全が確保された場づくりのヒントとなる知識をお届けします。
「どのような子にとっても安心感がある、安全な場をつくっていきたい」という思いをもって活動していても、「知らない」ことで適切な行動を取れない場合もあります。
真に一人ひとりを大切にするために必要な視点を共に学び、考える時間としたいと思います。
今回の研修では、大きく2つの視点を取り上げます:
・アンケート調査により可視化されたマイクロアグレッションの実態や、外国にルーツをもつ若者のウェルネス(メンタルヘルス)
・外国にルーツをもつ子どもと「発達障害」
「支援者」に限らず、関心のある方はどなたでも参加可能です。
また、当日ご参加いただけない方であっても、お申し込みいただくことで、後日各回の講演録画を視聴していただくことが可能です。
※録画視聴のみ希望の場合も必ずお申し込みください。
第1回 【マイクロアグレッションの実態と必要な支援のあり方】
日時: 2025年2月14日(金)11:00〜12:00
講演者:下地ローレンス吉孝さん
第2回 【多様なルーツをもつ子どもたちのウェルネスの課題】
日時: 2025年2月21日(金)11:00〜12:00
講演者:市川ヴィヴェカさん
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第3回 【上手くて、ダメな支援 下手だけど、イイ支援 〜専門家じゃなくてもできる大切な実践〜】
日時: 2025年2月26日(水)11:00〜12:00
講演者:清長豊さん
第4回 【短期の成果を目指す支援、長期の成長を目指す支援 〜外国につながり発達特性を持つ子ども達への実践〜】
日時: 2025年3月5日(水)11:00〜12:00
講演者:清長摩知子さん
*申込みは全回共通です。いずれか1つの回にのみ参加希望の方も、お申込みボタンから同様にお手続きください。
11:00:ごあいさつ・講師紹介
11:05:講演
11:45:質疑応答
12:00:終了
* 終了時刻は前後する場合があります。予めご了承ください。
下地ローレンス吉孝さん
「ハーフ」や「ミックス」等と呼ばれる人々について研究している社会学者。現在は沖縄在住、立命館大学プロジェクト研究員。
著書『「混血」と「日本人」 ―ハーフ・ダブル・ミックスの社会史』(青土社、2018年)、『「ハーフ」ってなんだろう? あなたと考えたいイメージと現実』(平凡社、2021年)。
市川ヴィヴェカさん
東京都三多摩生まれ。ミックスとして日本人の母のもとで育つ。
市役所の生活援護課に非正規雇用公務員として勤務後、現在、カナダでソーシャルワーク研究と多文化・多言語カウンセリングを行う。
清長豊さん
公認心理師、アジャスト代表理事。
京都大学大学院修了後、発達障害療育センター、学校教員を経て、アジャストを立ち上げる。年間100人以上の指導に関わる。趣味は教え子がきっかけをくれたボディビル。レモンクラシック2024Osakaに出場。
清長摩知子さん
公認心理師、多文化共生マネージャー、さくら教室代表。
京都外国語大学外国語専攻科修了。大学職員を経て外国につながる子ども達の進学を支援するさくら教室を設立。日本語教育能力検定試験合格。”国籍や障害名にとらわれない”がモットー。日課は1時間の筋トレ。
認定NPO法人メタノイア
「世界につながる子どもと社会をつなぐ」をミッションに掲げ、外国にルーツをもつ子どもの教育・保育を専門に行うNPOです。これまで東京都足立区での日本語教室およびプレスクールの運営、埼玉県川口市でのクルド人向けの日本語教室・ウクライナ難民伴走支援等を行っています。
WEB:https://metanoia.or.jp/
X(Twitter):https://twitter.com/METANOIAorjp
Facebook:https://www.facebook.com/METANOIAorjp
<プライバシーポリシー>
・当研修にお申し込みいただいた方には、後日メタノイアよりメールニュース等のお知らせをお送りいたします。
配信が不要な方は、初回の配信メールより配信解除の設定をしていただくか、当該のメールにご返信をお願いいたします。
・こちらのイベントにお申し込みいただければ、第1回のスキルアップ研修の動画も視聴可能となります。
当研修は2024年度 独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業の助成により実施しております