2025.05.09
活動レポート
2025年4月、とある企業様から防災リュックをご寄付いただいたのをきっかけに、各日本語教室の授業で「防災」をテーマにお話ししました。
防災セットの中身を確認しながら、物の名前を確認したり、ペットボトルの水の本数を数える練習をしたりしました。
また、地震が起きたらまずはどうする?学校の避難訓練ってどんなもの?という話から、実際にヘルメットを被って机の下にもぐり、机の脚につかまる練習を行いました。
真剣に取り組んでくれた子どもたちでした。
「さいがい」とは、「ぼうさい」とは何か、関連する日本語の言葉を一つひとつ確認しながら、授業を進めていきました。
実際に過去に日本で発生した災害を紹介しながら、いざという時の行動について確認。
地震が起きたら、まずは机の下に潜り頭を守る。
落ち着いたらヘルメットを被って避難する。
避難するときの持ち物は?
それらは予め用意しておくと安心だよね。
家族とはどこで会う?
避難所で会えるかな…
それも話し合っておくと良いね。
学習者の皆さんも積極的に日本語を使いながら、話し合っていきました。
こちらのクラスでも、地震と、それに続いて火災が起きたと想定して、避難訓練を実施。
近隣の避難所の場所も地図を使って確認しました。
何より大事なのは、災害が起きてもパニックになったり、慌てたりしないこと。
最も大切な命を守るために、準備できることはしておくこと。
皆さん、災害時にどこで落ち合うか、帰ったら家族と話し合います!と言って、防災リュックを手に帰っていきました。
今後も、生活に直結するテーマも授業に盛り込みながら進めていきたいと考えています。