Organization overview
名称 | 特定非営利活動法人メタノイア |
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代表者 | 代表理事 山田拓路 |
設立 | 2021年4月1日 |
認定 | 2024年07月16日 東京都より「認定特定非営利活動法人」(認定NPO法人)取得 |
事務所所在地 | 〒121-0822 東京都足立区西竹の塚2-1-10岡田ビル3F東 |
代表理事
山田拓路
行政書士/日本語教師/保育士
理事
武田大祐
MLI (Muskoka Language International)
日本地区担当
理事
岩井純一
認定NPO法人D×P
広報FR
理事
荻野直人
わっぱの会NPO法人わっぱの会/
(社会福祉法人共生福祉会)
相談援助部門
精神保健福祉士/公認心理士/
相談支援専門員
理事
石井丈士
認定NPO法人カタリバ
災害時こども支援sonaeru
事業責任者
監事
髙田雄将
米国公認会計士/
NPO法人Accountability for Change
理事
アドバイザー
逢坂由貴
九州大学大学院 地球社会統合科学府/
認定NPO法人フローレンス
みらいのつながりはぐくむ事業部
『未来につなぐエール』(テレビ朝日/BS朝日)に代表理事の山田拓路が出演
『FORBES JAPAN2022年05月号』「新しい社会」構築の担い手-優れた非営利団体カタログ30に掲載
テレビ朝日/NHK/朝日新聞/日経新聞/東京新聞/読売新聞など
文部科学省より受託を受け、外国人児童生徒等に対する日本語教師初任研修「子どものための日本語教育研修」を実施しています。
赤い羽根共同募金の助成金配分先として選定されています。
令和6年度WAM助成の内定団体として選定されています。
代表理事
山田拓路
行政書士/日本語教師/保育士
兵庫県出身、関西学院大学法学部卒。2008年より愛知県のフィリピン学校に勤務した後、岐阜県でフィリピンにルーツをもつ子どもを対象とした保育所や日本語教室を開設、園長・教室長を務める。カナダ留学や東京でのNPO勤務を経て、2021年より現職。行政書士(入管申請取次・特定行政書士)、日本語教師、保育士。足立区多文化共生推進会議委員、公益財団法人日本YMCA同盟常議員・評議員なども務めている。
いま、世界中で戦争や民族迫害により多くの子どもたちの安全が脅かされています。クルド難民やウクライナ難民の子どもたちもまた、命を守るために祖国を後にしました。争い合う大人の身勝手に翻弄されながら生きる苦労は計り知れません。そして辿り着いた日本でもまた、言葉の壁に行く手をはばまれています。
しかし、そんな子どもたちの多くは、自らが負わされた困難を悲観することなく、むしろ笑顔を浮かべて私たちの教室に通ってきてくれます。その姿に私は生きる元気をもらってきました。すべての子どもは可能性であり、未来であると思います。どうか、この子どもたちの学びの機会を守る活動をお支えください。
理事
武田大祐
MLI (Muskoka Language International)
日本地区担当
東京都出身。高校、大学をトロント、カナダで卒業。カナダと日本で教育機関で留学生のサポート業務に従事。メタノイアには設立当初から役員として参画。
カナダの高校、大学で外国人として学習してきた際に、さまざまな壁に直面しながらもカナダという多文化社会だからこその優しさやサポートをたくさんいただきました。誰か頼れる人がいる、安心できる場所があるということが大きな心の支えになっていました。日本でも外国にルーツのある子供たちにとって安心できる場所・環境を提供できるように尽力したいと思っています。
理事
岩井純一
認定NPO法人D×P
広報FR
宮城県出身。学生時代は国際協力活動に取り組み、様々な国で活動を行う。親子を取り巻く社会課題解決に取り組んでいる認定NPO法人フローレンスを2023年に卒業。現在は認定NPO法人D×Pに参画し、主に広報ファンドレイジング・外部連携などを担う。他にも認定NPO法人メタノイア理事・一般社団法人Public Meets Innovation・一般社団法人me・一般社団法人日本金融教育支援機構・ソーシャルセクターコミュニティ運営など様々な団体に関わる。
自分も含めて多くの人が当たり前に、日本で暮らし、日本語を使用しています。でもそれは当たり前でも、絶対でもないという意識は持ちにくかったりします。日本では、7万人近くにのぼる外国ルーツの子どもたちが言葉の壁などによってしんどさ、難しさを抱えて暮らしています。言葉の壁は人との関係性はもちろん、安心安全な場所がない、選択肢がない孤立状態に陥るなどさまざまな困難に繋がっていきます。子どもたちにとって安心できる、自分らしくいれる、自分の思い、やりたいを言葉にすることができる・形にすることができる場所や関係があるのはとても大切なことです。誰かに理解してもらえること、受け入れてもらえること、応援してもらえること、寄り添ってもらえること。
それは私たちにとって嬉しいことであり、支えであり、それが一歩踏み出すことや、挑戦することに繋がっていきます。
メタノイアでは、様々な人と共に、海外ルーツの子どもたちをみんなで支えていく、共に歩んでいく場所を、関係を作っていきたいと思っています。
理事
石井丈士
認定NPO法人カタリバ
災害時こども支援sonaeru
事業責任者
1986年生まれ。大学卒業後、フィリピンで貧困などの原因から家族と暮らせない子どもたちを支援するNGOに就職。3年間のフィリピン駐在を含めて10年間の勤務後に独立。フィリピンで高校生たちの支援を行うNGOを立ち上げる。2年間の事業運営後に帰国し、NPOカタリバに入職。メタノイアには設立当初から役員として参画。
子どもたちは、安心で安全な環境の中で過ごし、自分の好きなことを見つけたり、夢中になれるものと出会ったりすることで、豊かに成長していきます。そして、そのような時間は、誰にとっても当たり前に保障されるべきものです。しかし、日本に暮らす外国にルーツを持つ子どもたちは、言葉の壁や差別といった課題に直面し、その大切な機会を得ることが難しいのが現実です。 そんな困難の中にある子どもたちが、安心して過ごせる場所で、誰にも否定されることなく自分の存在を認めてもらえる時間を持つこと。それは、子どもたちの可能性を大きく育む一歩となります。メタノイアと共に、そのような環境を広げ、子どもたちに明るく豊かな未来を届けていきましょう!
理事
髙田雄将
米国公認会計士/
NPO法人Accountability for Change
理事
日本と中国の大学にて学士号を取得。早稲田大学大学院会計研究科修了。四大会計事務所や日系大手事業会社にて、会計実務やアドバイザリー業務に長年従事。満州国生まれの祖母を持つ。メタノイアの理念・社会的意義に強く共感し、設立当初から活動に参画。
「世界につながる子どもと社会をつなぐ」
このミッションを掲げ、子ども達の無限の可能性を信じ、それを開花させるためのサポートにコミットしているメタノイアの活動は大変意義深く、稀有な存在であります。今なお社会には様々な隔たりがあり、本来手を取り合うべき人々を分断してしまっています。メタノイアがサポートをしている子供たちは、いわゆる社会的マイノリティと呼ばれる人たちですが、多様性を求める時代にあっては、彼らだからこそ実現できる社会の在り方があると思います。「人」が社会を作り、その「人」を創り出すのが教育です。メタノイアの活動が実を結び、世界平和を築く礎となることを信じてやみません。
アドバイザー
逢坂由貴
九州大学大学院 地球社会統合科学府/
認定NPO法人フローレンス
みらいのつながりはぐくむ事業部
社会福祉士・保育士 学生時代に移住外国人女性支援に関わったことをきっかけに多文化ソーシャルワークに関心を持ち、コロンビア大学社会福祉学大学院修士課程修了、児童福祉分野で様々な文化背景の利用者の支援に関わる。生命保険会社海外事業部勤務を経て、認定NPO法人フローレンスに転職し、社会福祉分野の事業立ち上げ・運営に関わりながら、外国ルーツの子どもの就学前教育の機会について研究している。
小さいころから多様なルーツの人と関わる機会が多く、自身も海外で「外国人」として暮らした経験から、多様な人々が孤立することなく地域で共に暮らすにはどうすればいいかに関心を持ち、ソーシャルワーク実践と研究を続けています。海外においては、就学前の子どもに早期介入することで、就学時だけではなく、その後のライフコース全般において、好影響をもたらすことから、民族的・文化的マイノリティの親子が就学前の教育とケアの機会にアクセスしやすくする取り組みがすすめられています。一方で、日本においては外国ルーツの子どもの教育機会を保障するための支援は不十分な状況です。可能性に満ちた子どもたちが安心してのびのびと学び、成長できる社会を一緒に作っていきたいと思います。