2025.09.02
お知らせ
「日本人ファースト」「違法外国人」など、特定の属性に基づいて人を線引きし、優劣をつける言葉を公の場で耳にする機会がかつてなく増えています。
そうした言葉は大人だけでなく、子どもたちの間にも届き、日常会話や行動に影響を与えます。
同じ言葉を、もしも身近な子どもが口にしたら。
その言葉を受けて、傷ついているかもしれない子どもが目の前にいたら。
私たちは、どう受け止め、どんな行動がとれるでしょうか。
子どもたちが、大人の言葉を真似て、知らず知らずのうちに誰かを傷つけてしまわないように。
傷つけられた子の心をこれ以上放置してしまうことのないように。
私たちは、何を伝え、どう寄り添うことができるでしょうか。
「そういう言葉を言っちゃだめだよ」と注意するだけでは、伝わらないかもしれません。
なぜいけないのか、どうして心が傷つくのか、傷ついた心をどのように修復していけるのか。
共に学び、考え、一人ひとりが行動につなげていく必要があります。
今回のイベントでは、カウンセラー/社会福祉研究者の市川ヴィヴェカさんと、社会学者の下地ローレンス吉孝さんをお招きし、「ウィズネス」「バイスタンダー」「5D」などの切り口から共に考えていきます。
どなたでも参加可能。
子どもたちの育ちを支える先生方、教育関連の職員の方々の参加を歓迎します!
当日ご参加いただけない方であっても、お申し込みいただくことで、後日録画を視聴していただくことが可能です。
※録画視聴のみ希望の場合も必ずお申し込みください。
日時:2025年9月5日(金)20:00〜21:00
終了時刻は前後する可能性があります。あらかじめご了承ください。
後日、録画をご視聴いただくことができます(お申し込みが必要です)
場所:オンライン(Zoom)
料金:無料
当日参加定員:300名
主催:認定NPO法人メタノイア
お問い合わせ:pr(at)metanoia.or.jp
①Peatix視聴用ページから参加する
視聴用ページにある「イベントに参加」ボタンよりご参加いただけます。
※URLの公開は開催3日前を目安に予定しております。
それまではボタンがグレーアウトして押せない状態となります。
②配信メールに記載されたURLから参加する
開催の3日前を目安に、メールにて参加用URLの送付を予定しております。
市川ヴィヴェカ
トロント大学博士候補生/社会福祉士/心理療法士/保育士
東京都三多摩生まれ。ミックスとして日本人の母のもとで育つ。
市役所の生活援護課に非正規雇用公務員として勤務後、現在、カナダでソーシャルワーク研究と多文化・多言語カウンセリングを行う。
専門は社会福祉。移民/難民/ミックスルーツ、多文化カップル・家族カウンセリング、トラウマなどを扱っている。
下地ローレンス吉孝
「ハーフ」や「ミックス」等と呼ばれる人々について研究している社会学者。現在は沖縄在住、沖縄大学・地域研究所・特別研究員。
著書に『「混血」と「日本人」 ―ハーフ・ダブル・ミックスの社会史』(青土社、2018年)、『「ハーフ」ってなんだろう? あなたと考えたいイメージと現実』(平凡社、2021年)、監訳・解説に『インターセクショナリティ』(人文書院、2021年)。
「ハーフ」や海外ルーツの人々の情報共有サイト「HAFU TALK」(https://www.hafutalk.com)を共同運営。
認定NPO法人メタノイア
「世界につながる子どもと社会をつなぐ」をミッションに掲げ、外国にルーツをもつ子どもの日本語教育を専門に行うNPOです。これまで東京都足立区での日本語教室およびプレスクールの運営、埼玉県川口市でのクルド人向けの日本語教室・ウクライナ難民伴走支援等を行ってきました。
また、日本語教師等外国につながる子どもたちと関わる方々の育成や、外国につながる子どもたちの実態について社会へ発信する活動を行っています。
ひとりの人間として、すべてのいのちを等しく大切にできる社会の実現を目指し、取り組んでいます。
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マンスリーサポーター募集キャンペーン実施中![2025/9/30まで]
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「分断ではない」方の社会づくりに参加いただける仲間を増やすため、現在マンスリーサポーター(継続寄付者)募集キャンペーンを実施中です。子どもたちに差別や分断ではない、互いの命と尊厳を守り合える社会を引き継いでいくために、あなたの参加をお待ちしています。
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