8/2(火)10:00〜 クラウドファンディング、スタート!!

難民・移民ルーツの子どもたちに日本語教育を届けるために。

NPO法人メタノイアが8月2日からクラウドファンディングを開始!

NPO法人メタノイア(所在地:東京都足立区、代表理事:山田拓路、以下:メタノイア)は、「隔ての壁を越え、多様性を力として、すべての人が幸せを追求できる社会へ」をビジョンに、外国ルーツの子どもたちの日本語教室等を運営しています。

今回、更に多くの子どもたちに日本語教育を長く丁寧に届けていくために、2022年8月2日(火)~9月30日(金)の期間にクラウドファンディングを実施いたします。

目標金額は300万円で、いただいたご寄付は難民・移民ルーツ(外国ルーツ)の子ども若者30人に、資格をもったプロの日本語教師による日本語教育を届ける資金として使用いたします。

クラウドファンディング詳細・支援はこちら:https://readyfor.jp/projects/metanoia2022

日本語という「ことばの壁」にさえぎられ、孤立のリスクに直面している子どもたちがいます。

今年4月、私たちメタノイアのメンバーは、埼玉県川口市に暮らす「クルド人」難民の子どもたちと出会いました。日本語の力が足りないことで高校進学をあきらめる子どもが後を絶たないと聞き、地元ボランティアと協力して翌月から小さな日本語教室を開くことにしました。

 一方、時期を同じくして、ロシアの軍事侵攻が激しさを増し、ウクライナから避難民として日本に逃れてきた方々とも出会うようになりました。故郷を破壊された20代や10代の若者、そして幼児を含む子どもたちに、日本社会で孤立させないための緊急支援として、私たちの強みである日本語教育を始めることにしました。 

言葉には、人と人をつなぐ力があります。

日本語を身につければ、学校に行って学び、友だちと遊ぶことができます。そんな周囲の人とのつながりこそが、厳しい境遇にある子どもたちの新しい一歩を踏み出す力になると私たちは信じています。

そこで私たちは、今すぐできる支援として手弁当で小さく始めたこれらの日本語教室へ新たに30人の難民・移民ルーツの子ども若者を受け入れ、長く丁寧に日本語教育を届けていくことにしました。

日本語教育を届けたい!クラウドファンディングは8月2日開始!

今回のクラウドファンディングでは、小さく始めたメタノイアの日本語教室へ新たに30人の難民移民ルーツの子ども若者を受け入れ、長く丁寧に日本語教育を届けていく支援を届けるための資金を募ります。

クラウドファンディング概要

  • 期間:2022年8月2日(火)~2022年9月30日(金)
  • 目標金額:300万円

〈集めた資金の使いみち〉

  1. クルド難民の日本語教室運営費(日本語教師謝金、教室賃借料、教材費、保険料など) 
  2. ウクライナ難民の対面/オンライン個別レッスンにかかる費用(日本語教師謝金、Zoomアカウント使用料、教材費など)
  3. 広く移民等のルーツをもつ子どもの既存教室の受入れ枠拡大費用(追加発生する日本語教師謝金、教室賃借料、教材費など) 
  4. 管理費(事務諸経費、課題啓発広報費など)

クラウドファンディング詳細・支援はこちら:https://readyfor.jp/projects/metanoia2022

メタノイア代表理事:山田拓路コメント

NPO法人メタノイア代表の山田拓路です。私は2008年から移民(外国)ルーツの子どもの教育・保育に携わってきました。子どもたちの権利を脅かす社会を変えられない自分に無力感を募らせていましたが、もっとやれることがあるはずだと思い、仲間に声をかけて、2021年にメタノイアを設立しました。 

今年に入って出会った、祖国の紛争・軍事侵攻によって命が脅かされてきたクルド難民やウクライナ難民の子どもたち。争い合う大人の身勝手に翻弄されながら生きる苦労は計り知れません。そして辿り着いた日本でもまた、言葉の壁に行く手をはばまれています。

しかし、そんな子どもたちの多くは、背景にある困難を忘れさせるくらいあっけらかんとしていて、日々笑いながら走り回っています。その姿に、私は生きる元気をもらってきました。

すべての子どもは可能性であり、未来であると思います。それを言葉の壁で遮ってしまうのは本当にもったいないことです。

もし難民・移民の子どもたちが日本語の力を身につけてこの社会で夢を実現したら、それはその子たちはもとより、私たち社会全体にとっての幸福にもつながると思います。

多様性豊かな子どもたちが、一人残らず持って生まれた力を存分に活かせる社会を、ご一緒に作り上げていきましょう。

NPO法人メタノイアについて

NPO法人メタノイアは、「世界につながる子どもと社会をつなぐ」をミッションに掲げ、外国ルーツの子どもの教育を専門に行うNPO/NGOとして、これまで東京都足立区での日本語教室の運営、埼玉県川口市でのクルド人向けの日本語教室の運営等を行ってきました。

私たちがこの社会で共に生きている難民・移民の子どもたちが、それぞれの多様な可能性を最大限発揮できる環境を、1日でも早く整えたいと願って活動を広げています。そして、活動をさらに広げていくために、今回クラウドファンディングを実施いたします。

 【メタノイアの活動】

現在、以下の教室に合計約95人の難民・移民ルーツの子どもと家族が学びに来ています。

  • 川口芝クルド日本語教室(クルド難民の子ども若者/埼玉県川口市)
  • ウクライナ日本語教室(ウクライナ難民の子ども若者/オンライン)
  • あだち子どもの日本語教室 3ヶ所(移民ルーツの幼児〜中学生/東京都足立区)
  • あだちプレスクール(難民移民ルーツ幼児の保育・就学準備教室/東京都足立区)
  • 母語教室〈英語〉(フィリピンにルーツをもつ小中学生/東京都大田区)
  • 岐阜おとなの日本語教室2ヶ所(日系フィリピン人コミュニティの10代〜成人の日本語教室)

【団体概要】

団体名:NPO法人メタノイア

所在地:〒121-0815 東京都足立区島根2-21-19リトルハイム203

代表: 山田拓路

設立: 2021年

HP:https://metanoia.or.jp/

【問い合わせ先】

NPO法人メタノイア 担当:岩井

電話:03-6755-8345

Mail:office(at)metanoia.or.jp

クラウドファンディング2022

日本語という「ことばの壁」にさえぎられ、孤立のリスクに直面している子どもたちがいます。

今年の4月、私たちNPO法人メタノイアのメンバーは、埼玉県川口市に暮らす「クルド人」難民の子どもたちと出会いました。日本語の力が足りないことで高校進学をあきらめる子どもが跡を絶たないと聞き、地元ボランティアと協力して翌月から小さな日本語教室を開くことにしました。

 一方、時期を同じくして、ロシアの軍事侵攻が激しさを増し、ウクライナから避難民として日本に逃れてきた方々とも出会うようになりました。故郷を破壊された20代や10代の若者、そして幼児を含む子どもたちに、日本社会で孤立させないための緊急支援として、私たちの強みである日本語教育を始めることにしました。 

言葉には、人と人をつなぐ力があります。 ・・・

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